人間工学的(バイオメカニクス的)手法によるゴルフスウィングの追求

某ゴルフ用品会社
開発部長様
ご無沙汰しております。「くの字の力学」のロボット試作の件ではお世話になりました。アドバイスに従って、東工大の先生にお願いして、製作中ですが、まだ完成を見ておりません。
完成しましたら、またお見せしてご意見を伺いたいと思っております。色々な方向へ発展させて行けるものと考えておりますので、楽しみにしております。但し、出来上がって見ないと、はっきりした事は分りません。
ゴルフフェアで、上京されていらっしゃいますか。小生は、出来れば、2月24日の日曜日に顔を出そうと、考えておりますが、お会い出来れば、ゴルフ関係のアイディア商品(ユニバーサルクラブ・多機能クラブ・スウィングプレーン修正器具・ゴルフスウィング人形―スウィング教育指導用・スウィング分析・自己分析・スウィングのメカニズム理解に益するものとして・スウィング分析研究用等)について、またご意見を伺えたらと思っています。
小生の、ゴルフスウィングの人間工学的解明が少しずつ、進んできて、今年は色々と動いて行こうと思っています。アメリカへも本年は2回(3月の世界ゴルフ科学会議・アリゾナフェニックスと7月のUS Open・サンディエゴのトーリーパインズCC)出かける予定ですので、その際にも、共同研究者を探すための動きをしようと、発展的に考えております。
先日は、或るゴルフのインストラクターの団体向けに、講演まがいの話をさせて貰いました。
日本のインストラクターの方々にも、アメリカに負けず、色々とバイオメカニクスに目を向けた指導をして頂ける様になることを願って、そのお手伝いが出来ればと、思っているものですから。
我が国でも少しずつ、江連忠・石渡俊彦・内藤雄士・増田哲仁プロ等のように、しっかりしたメカニズムを理解した上での指導法が、為されるようになったことは大変喜ばしい事だと思います。
ゴルフチャンネルなどに見られるUSAのレッスン物のティーチングに比べると、未だしのカンがあるように思いますが。
明後日お目に掛かれれば、幸いです。
          Mura-Qこと村田 久